平成27年9月4日(金)、愛大ミューズ2階24番教室で、NPO法人海外留学生安全対策協議会(JCSOS)から池野健一理事長はじめ5人の指導者をお迎えし、海外派遣に関わる危機管理シミュレーションを開催しました。
3回目の開催となる今回は、危機管理室?大学コンソーシアムえひめとの共催で実施したもので、愛媛県立医療技術大学等の学外からの参加もあり、総勢54人が危機管理シミュレーションを実施しました。
今回は、アメリカイリノイ州のカレッジオブレイクカウンティーでの英語研修中に事故が起こったと想定して、具体的、実践的なシュミレーションを行いました。
始めに、足球即时比分_365体育直播¥球探网長の安川正貴機構長の開会挨拶の後、JCSOSの服部誠理事から「危機管理体制の整備をめざして」と題して、リスクマネジメントの基本的な考え方や海外派遣における危機管理のプロセスなど、シミュレーションを実施する前の基礎知識として概要説明がありました。
その後、参加者は緊急対策本部、家族役、マスコミ役と3会場に分かれ、危機管理シミュレーションを行いました。
まず、第一報が現地から入り、それを受けて、緊急対策本部が設置され、対策本部、学生家族担当班、マスコミ担当班、情報収集現地担当班、総務?経理担当班、手配?渉外担当班に分かれました。次々と入ってくる情報の対応に追われながらも、家族や現地スタッフと多言語での迅速な対応を迫られ、本番さながらの緊迫した雰囲気の中、シミュレーションが行われました。
家族向けの本部説明会と記者会見では、家族役やマスコミ役からの厳しい追及に対応する本部役員が、額に汗しながらも言葉を慎重に選びながら真摯に対応していました。
参加者からも、国内外における様々な事故等にも共通して対応できる、何か起こったときに活かされる、リスクマネジメントの大切さを改めて考えさせられたなどの感想が寄せられ、実り多い貴重な時間となりました。