平成27年9月11日(金)、総合情報メディアセンターメディアホールで、「情報セキュリティセミナー」を開催しました。
近年本学では、高速で高品質な有線?無線の情報ネットワークを整備しており、いたるところで情報機器がネットワーク接続されるようになっています。しかし、大量の様々な機器がネットワーク接続されるようになると、それらは不正な攻撃にさらされることになり、昨今では深刻な状況となっています。事実、本学でも本年度には、外部からの攻撃を受け個人情報が漏洩するという事態が発生したこともあり、今回のセミナーには60人以上参加し、近年にない参加人数でした。
第1部は、国立情報学研究所の高倉弘喜教授による「深刻化するサイバー攻撃が及ぼす影響と対策」についての講演が行われました。講師の高倉教授は、中央での情報セキュリティ対策における重要な役割(委員会等)に携わっていることもあり、最近の具体的な状況やこれからの全国的(文部科学省等)な取組み等を、事例を交えて話されました。多様化する攻撃について各種の事例をお話しいただき、攻撃を受ける側としての対応を含め数々の事例についての対処方法等を本学教職員に明示することができ、大いに参考となる有意義なものとなりました。
第2部は、総務課総務?法規チームの担当者から、本学における取組みについて説明がありました。
今回のセミナーでの講演は、その重要性から情報セキュリティ担当職員は勿論のこと、利用者等の教育?研修の一環とするため、総合情報メディアセンターのホームページにアップロードする予定(10月以降)ですので、是非ご覧ください