平成27年9月4日(金)、総合情報メディアセンターメディアホールで、足球即时比分_365体育直播¥球探网学術フォーラムを開催し、学内の教職員、学生、学外からの参加者も含め、約140人が参加しました。
今回は「有機機能材料の合成と評価?高効率エネルギー変換を目指して?」をテーマに、本学における最先端の研究発表を行いました。宇野英満理事による開会挨拶の後、国立大学法人山形大学の足立和成教授から、大学を取り巻く安全保障輸出管理の問題点について、実例を交えながら講演をいただきました。足立教授は、大学の技術分野は企業と比較にならないほど広く、研究が学際化しているため、大学全体で技術情報管理をすることは極めて難しいことから、個々の構成員への安全保障輸出管理問題に対する意識啓発の重要性を強調しました。ベテランの研究者や若手研究者、学生に至るまで、熱心に耳を傾けていました。
続いて、宇野理事による特別講演「新規有機近赤外色素の開発」では、学生と連携して取り組んでいる研究活動について話がありました。
その後、下記のような研究発表が行われました。
「新しい高分子合成法を用いた有機機能材料の開発」 大学院理工学研究科(工学系) 井原 栄治教授
「純粋な有機物からなる超伝導体の開発」 大学院理工学研究科(工学系) 白旗 崇准教授
「導電性高分子を用いた神経伝達物質の制御と論理素子について」 大学院理工学研究科(工学系) 藤井 雅治教授
「有機合成で挑む機能性分子開発」 大学院理工学研究科(工学系) 林 実准教授
「光に応答して伝導性と磁性を発現する有機材料の開発」 大学院理工学研究科(理学系) 内藤 俊雄教授
「地域とともに輝く大学」であるためには、こうした本学の特色ある研究を積極的に発展させていく必要があります。今回のフォーラムを皮切りに、更なる充実した内容のフォーラムを企画し、学術研究活動はもちろん、ひいては本学の活性化を目指していきます。