平成18年8月1日(火),2日(水)の両日,総合情報メディアセンター1階メディアホールにおいて,全学サークルを対象とした「救命救急講習会」を学生支援センター及び学生生活課主催で開催しました。
この救命救急講習会は,本学のサークルに所属する学生さんを対象に開催しました。8月1日,2日とも午前(10:00?12:00)と午後(13:30?15:30)の計4回開催し,体育系サークルから21団体(剣道部,フリークライミングクラブなど)104人,また,文化系サークルから10団体(吹奏楽団,合唱団など)44人,計31団体148人が参加しました。
講習の指導は,松山市消防局の加賀城消防司令をはじめとする救急救命士なと6人とボランティアの女性指導員11人により行われました。
※AEDとは自動体外式電気的除細動器(AutomatedExternalDefibrillator)の略で,電気ショックが必要な心臓の状態を判断できる機器です。
講習会では,学生支援センターの平尾智隆講師の挨拶に続いて,講師の救急救命士の方から「消防隊員の現場到着までのすばやい応急処置が重要です」と説明がありました。その後,心肺蘇生法(人工呼吸,心臓マッサージ),AEDの使用法などについて実践しながら講習を行いました。
2時間という限られた時間でしたが,処置ごとに実演しながらの説明があり,充実した内容でした。学生さんたちも積極的に質問をしたりと,関心の高さが伺えました。また,講習会の中での講師の「人の命を助けることができるチャンスは,その時1回だけ」という言葉に,学生さんたちも感銘を受けたようで,緊張感を持って講習に取り組んでいました。
最後に,平尾講師から「万が一のとき仲間を救えるように」という話がありましたが,実際そういう場面に遭遇した際,この講習会で学んだことがきっと役立つことでしょう。
学生生活課