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文部科学省「資質の高い教員養成推進プログラム(教員養成GP)」に採択

平成18年7月20日(木)、文部科学省が実施する、国公私立大学を通じた大学教育改革の支援事業、平成18年度「資質の高い教員養成推進プログラム(教員養成GP)」に、本学大学院教育学研究科の教育プロジェクトが採択されました。

 教育プロジェクト名称;
       「1年制大学院が地域の特別支援教育を変える」
 ?教育現場?教育委員会と連携した特別支援教育コーディネーター養成プログラムの構築?

 申請担当者 教育学部 長尾秀夫教授

 本教育プロジェクトは、現職教員が大学院生となり、学校現場との密接な連携に基づく実習を中核としたカリキュラムにより、特別支援教育(軽度発達障害支援)に関する実践的な知識と技能を身につけた「特別支援教育コーディネーター」を養成する教育プログラムの開発を目的としています。

 その背景として、近年、通常の学級にいて学習や行動に困難を示すLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、高機能自閉症等の児童生徒への対応が大きな課題となっており、これらの児童生徒を支援し、コーディネーターとしての役割を果たしうる専門性をもった教員の養成が急務とされていました。
 教育学研究科では、平成17年度に現職教員を対象として全国初の特別支援教育コーディネーター専修(1年制の修士課程)を開設しました。この1年制大学院の充実を図ることで、「特別支援教育コーディネーター」として専門性のある教員養成プログラムの構築を目指します。

広報室