平成27年12月5日(土)に、医学部附属病院基礎第3講義室で、市民公開講座「ブルーリボンキャラバンもっと知ってほしい大腸がんのことin東温」を開催し、約210人が参加しました。
「大腸がん」は毎年10万人以上が新たに診断される身近ながんの1つです。今回の講座では、当院の医師?看護師が「大腸がん」の最新の治療や予防法について講演しました。
まず、消化管?腫瘍外科学の渡部祐司教授から開会の挨拶があり、その後、当院の5人の医師?看護師が講演しました。講演では、大腸がんの予防法や最新の診断や検査、外科的治療や薬物療法等について話があり、大腸がんは早期の段階では自覚症状がほとんどないこと、手術後の5年生存率が7割と他のがんに比べ高いこと、早期発見のために定期的ながん検診が重要であること等、来場者は最新かつ正しい情報を聴き、理解を深めました。
講演後のQ&Aコーナーでは、多数の質問があり、来場者の関心の高さが伺えました。また、大腸がんの検査?治療に使用する最新機器を展示したブースにもたくさんの人が足を運び、定員を上回る来場者で会場は熱気に包まれました。
当院では、今後も公開講座等を通じ、地域の皆様の関心の高いテーマについて正しい情報を発信していきます。