平成27年11月22日(日)、23日(月)に、鹿児島市で行われた第48回日本薬剤師会学術大会で、本院薬剤部の薬剤師?安永大輝さんらが「平成27年度日本薬剤師会ポスター最優秀賞」を受賞しました。
この賞は、「薬剤師の調査?研究活動への意識向上、並びに調査?研究内容のさらなる質の向上に資する」ことを目的に、今年度から新設された部門で、1.学術性、2.新規性、3.将来性、4.医療等への貢献、5.示説?討論時の態度?応対等を含む総合的な視点から選考し、最も優秀な取組に贈られるものです。
安永さんらの取組は、愛媛県内の病院と周辺の保険薬局間で薬学的介入事例の情報を共有できるデータベースをインターネット上に構築し、各施設のプレアボイド(※)報告と健康被害回避や残薬解消による経済学的貢献度を解析したもので、約500件の発表の中から最優秀賞に選ばれました。授賞式では、日本薬剤師会の山本信夫会長から表彰盾が授与されました。
本院では、今後も県内の医療機関と連携し、安全で安心な医療を提供できるよう取り組んで参ります。
※プレアボイドとは…薬剤師が薬物療法に直接関与し、薬学的患者ケアを実践して、患者に副作用、相互作用、治療効果不十分などの不利益を回避あるいは軽減した事例
ポスター概要はこちら(PDFファイル 60KB)
最優秀賞を受賞したポスターはこちらから御覧いただけます(PDFファイル 406KB)