地球深部ダイナミクス研究センター（GRC）は、2014年2月にモスクワ大学地質学部との間で部局間学術協定を締結し、このたびモスクワ大学でディミトリー?プシャロフスキー同学部長と入舩徹男センター長の間で調印式が行われました。
モスクワ大学地質学部は、1000人余りの学生を擁するロシア最大?トップレベルの地球科学系学部です。GRCは、複数の同大学大学院生を長期に渡り受け入れており、2014年に部局間学術交流協定を結びました。これらの実績などに基づき、本年度から、GRC?東大及びモスクワ大?ロシア科学アカデミーN.V.ソボレフ研究所（ノボシビルスク）のグループを中心とした日本学術振興会の日露国際共同研究事業が採択されています（日本側代表：鍵裕之東大教授）。この国際共同研究のキックオフを兼ねて、10月20日?24日にモスクワ大学でダイヤモンド及び地球深部物質学に関するシンポジウムが開催され、D.Y.プシャロフスキー同学部長と入舩徹男GRCセンター長との間で、協定書のロシア語版への調印式が行われました。
シンポジウムの一環として、モスクワ市内の18世紀に設立された世界最大級の鉱物博物館A.E.フェルスマン鉱物博物館において、入舩センター長とL. Bindiフローレンス大学教授による講演会が行われました。
また、モスクワ大学でのシンポジウムでは、天然版ナノ多結晶ダイヤモンドを確認したGRCの大藤准教授や、日本鉱物科学会優秀発表賞を受賞した大学院理工学研究科の淺野奈津子さんの講演も行われました。
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- 協定書調印後に握手するディミトリー?プシャロフスキーモスクワ大学地質学部長と入舩センター長
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- A.E.フェルスマン鉱物博物館の展示室
参考HP
足球即时比分_365体育直播￥球探网地球深部ダイナミクス研究センター