平成20年12月1日(月)、グリーンホールにおいて、今年6月に採択されたグローバルCOEプログラムの教育研究拠点発足を記念して、フォーラムを開催しました。
今回のグローバルCOEは、地球深部ダイナミクス研究センターを中心とした「先進的実験と理論による地球深部物質学拠点」(拠点リーダー:入舩徹男地球深部ダイナミクス研究センター長)が採択されたもので、国立大学から申請があった211件の中の55件に選ばれたものです。本学は、沿岸環境科学研究センターが昨年度のグローバルCOEに選ばれたばかりであり、2年連続の快挙を成し遂げたことになります。
その発足を記念して開催した今回のフォーラムでは、世界レベルの学術を身近なものとして実感し、科学へのモチベーションを一層高めることを目指して、地震学の第一人者である京都大学前総長の尾池和夫先生をお迎えして「地震を知って震災に備える」と題し特別講演をいただきました。
その後、能勢眞人理事からCOEの概略説明、入舩徹男センター長から拠点のメンバーの紹介と拠点の概略や形成計画などについての説明を行いました。会場は、理系の学生も含めてほぼ満席となりました。
市内のホテルで開催した祝賀会では、愛媛県を始めとする関係者の方々にもご出席いただき、祝福していただくとともに、大きな期待を寄せていただきました。