平成28年1月28日(木)、29日(金)に開催された日本非破壊検査協会「第23回超音波による非破壊評価シンポジウム」で、理工学研究科生産環境工学専攻1年の齊藤中さんがポスター賞を受賞しました。
今回受賞した発表は、「ワイヤレス加速度計による土木構造部材中を伝搬するガイド波の可視化」というタイトルです。ハンマー加振によってウェーブガイドを有する弾性波を発生させ、多点に配置したワイヤレス加速度計で同時に受信することにより、弾性波の伝搬の様子を3次元的に可視化するものです。現状では弾性波の可視化とモード同定を行う技術ですが、今後は損傷検出の可能性を秘めた発展的な研究であると評価され、受賞の運びとなりました。