大学院理工学研究科電子情報工学専攻ICTスペシャリスト育成コース(ICTコース)の「座学と演習の反復による教育の効果を最大化する実課題PBL」が、(社)情報処理学会情報処理教育委員会情報システム教育委員会が主催する『第8回情報システム教育コンテスト』(ISECON2015)において、3位となる奨励賞を受賞しました。
ISECONは、情報システムに関する良い教育実践に対して適切な評価を与えるとともに、それらの実践例を蓄積していくことを通して、情報システムに関連する教育実践の一層の拡充を図り、教育実践者が教育改善の参考とすることを企図し開催されています。
ICTコースでは、座学と演習の反復を行うことで、学生の能力を高めるスパイラルアップ型教育における実課題PBLの取組みでコンテストにエントリーしました。その結果、書類選考による一次審査を経て、3月19日に行われた二次審査(インタラクション審査)において、3位にあたる奨励賞を受賞しました。
宇和島市のコミュニティバスの運行管理や市民向けサービスの課題、小学生の遠距離通学バスの課題、土地建物財産の管理の情報化など、地域にある実課題を取り上げ、その解決にまで至るPBLへの取り組み、修士課程2年間のカリキュラムとしてデザインされている点、継続的に実践されている点が評価されています。